これはゆらぎの神話・アリュージョニスト・アリスピ Advent Calendar 2016 - Adventarの参加記事です.
幻想再帰のアリュージョニストに出会って2年半,色々なものが変わったり変わらなかったりしましたが思い出とかイメソンとか書いていこうと思います.
はじめに〜アリュ界隈以外の方へ:幻想再帰のアリュージョニストってなんぞ?〜
↑これ
人殺しが異世界に行ったり師弟な百合が出てきたりみんなでカラテやったりする話です.
広い性癖をカバーしてるので読んで
あ、一応R15なので15歳未満は読んではだめらしいです.
私とアリュージョニストの出会い
おおよそ2年半前の2014年4月末ごろ,私はいつものように朝から小説を読もう!のページを開いてスコップ作業*1に勤しんでいました.当時はすることが熱帯魚を見ることと本を読むことくらいしかなかったのです.*2その日もいつもと同じように小説を読もう! || 小説検索を開き,選定作業をしていました.*3
そんな時1話あたり3万文字越え*4,連載開始してから1ヶ月足らずで50万字を超えているという小説を見つけてしまったのです.
それから1週間,その小説を読むこと以外のことが碌に手をつけられなくなりました.食事が終われば読みふけり,水槽の水換えの間の水を貯めている時でさえiPod touchを手放すことができませんでした.
そして選定をした当時最新話だった話に辿りついた私は恐ろしいことに気がつきました.
あれ、20万文字増えてね?
これがアリュージョニスト七不思議の1つ,「最新話に辿りつけない」です,はい.当時は前述の1話3万文字越え,ほぼ毎日更新のため,いくら読んでも読み終わらない><という状況でした.結局読み終わったのが5月の半ば,レビューをまとめて某オープンな掲示板に投稿したのが6月の初めになります.探したら簡単に見つかると思うのですがこっ恥ずかしいので興味のある方は探してみてはいかがでしょう.
影響力のあるまとめサイトにも転載され,面白いと言ってくれる人もいて(自分が書いたわけでもないのに)ニヤニヤしながらエゴサ(誤用)したりしながら日々を過ごしていました.
アリュージョニストの思い出
イェツィラー(テステス)
— tattaka (@tattaka_sun) 2015年3月22日
2015年3月にTwitterのアカウントを作ってはじめてのツイートはこれですね、今となっては懐かしい.
サイバーカラテ道場botとかWikiが出てきたのもこの時期*5,というかそれを見てTwitterを始めたと言っても過言ではない.もともとtattaka (@tattaka_sun) | Twitterはアリュージョニスト用のアカウントであって,何か間違って情報系の学部に進んだりサークルでロボットを始めたりしてしまってカオスになってますが本来はアリュージョニストな人たちを観察するために生まれたアカウントでした.
気づいたら多くの知り合いができ,オフ会などやったりして色んな人のアリュージョニスト観に触れることができる快適なインターネットを構築することができました.
章ごとのイメソン
自分は物語にハマると自分的世界観と照らし合わせてテーマソング的なのを作ってしまう人間なのですが例に漏れずアリュージョニストにもそういう曲があるので紹介.
2章~3章
[Official Video] ZAQ - Alteration -
イメージとしてはアニメのオープニングみたいな感じで脳内再生してる.
ついでにこの記事書いてる時に上のアレンジを見つけてしまってこれも良い.
上がOPとするならばこっちはED
どちらも2章の魔女姉妹の自分のイメージにぴったりくる.
この曲のせい(?)でハルの歌声がこれになってしまった.
4章前半(死人の森の女王編)
死人の森の断章の暗い雰囲気によく合う.
loop, shareという曲名がもうこの編の主題とマッチしすぎてる.
歌詞も偶然とは思えないほどマッチしていて
大きな時間まで そっと 飲み込まれてしまうような カード合わせの渦に 負けてしまう
予感は記憶から染み出すように襲う
のあたりとか,
今 見ているものも 自分一人だけのものではなくて 誰かの持ちものや 心を 貰っただけだとしたら ひどくやるせない
これとかはコルセスカやトリシューラの相互参照性を想起させるし,
息を吐き出そうとして引っかかっていたのは 言葉ではなかった 体の半分は 言い訳や 偽善や そんなので出来ていると思う
くだらない強調も 理由も 確証も 過去も必要ないのに
ただ 素直に心は流れていかない 選んでいけない
この辺はアキラくんだし
灰色の夜と融け合う 冷たさに混じり合うために 柔らかくなっていく 細い糸で世界まで吊り上げようとしている 夢に似ている 虚ろに見るような 青
終盤のこれとかは完全にラクルラールだしでやばい,4章読んでるなら聞いて
4章中盤(樵さんのとこあたり)
これは自分でもよく分からない,雰囲気的には合ってるとは思うけど......
終わりに
Twitterとかでアリュージョニストを読んでる人と交流するとやっぱり一人で読んでた時と世界観の広がりというか,尊いってだけの感想でも言い合うのが大事なんだなあってのを感じることができた1年でした.来年もよろしく,アリュージョニスト.
明日は宗谷織衛さんです.